Una donna, il primo viaggio italiano ~女ひとり初めてのイタリア旅行~

7 dicembre 2018

 

今日はイタリアへ出発する日。

いつか搭乗してみたいと思っていたAlitalia航空。

いつも北米線しか利用しない私なので、

カウンターを調べもせずに成田第一へ向かい、

ALZのサインがあるところで並んでいた。

 

皆顔が濃い(失礼)し、

これよね。と思いながら並んでいたけど、

係員がパスポートを確認しに来て一言私に聞いた。

「エアロメヒコ?」

 

違う!笑

似てるけど違う。

 

そこで全然違うカウンターに並んでいることに気づく私。

アリタリアはAカウンターだった。

エスカレーターのすぐ目の前じゃん!笑)

 

「Buonjorno!」

係員がにこやかに声をかけてきた。

あ。そうね。イタリアはボンジョルノよね。

 

なんて思いながらスーツケースを預ける際、

アリタリアワンワールドに属しているから、

Deltaのマイルに付加できることを知った。

ナイス!おかげでDeltaの所有マイレージが増えた。

 

出国手続きの前に、外貨両替をし、

初めて手にするユーロ紙幣。(ちいさっ!)

1€=130円 (その日のレート)

28000円分をユーロに変えた。

(滞在期間が8日なので、5万くらい必要かなと思ったけど、

28000円で充分だった。最終日の2日前に80ユーロ位余っていたから、

そのお金で靴とマフラーを買った位余裕だったよ…)

 

そのあと出国手続きをして、あっという間に搭乗時間。

(あと、アメリカ気分で旅行してた私もうかつだったけど、

ユーロが高かったから、この時間を利用して

免税店で買い物しておけばよかった。Shoot!)

とはいうものの、イタリア道中、荷物増やしたくなかったから、

まぁこれも後から考えればよかったことなのかもしれない。

 

Non-stopだから、飛行時間12時間ちょっと。

Take offからMeal serviceまではむっちゃ快適だった。

 

けど、

そのあとが…長い。

とにかく長い…

こんな長いフライトは久しぶりで…

 

とは言え、初めてのイタリア旅行。

私はこの機内滞在時間を効率よく過ごせるよう、

前日にAmazon videoをたくさんDLしていた。

 

ローマの休日を機内で観て、ラストシーンで涙止まらなくて、

New Year's Eveの映画で、あーもうすぐ年越しだわね。と思って、

でも2本続けて鑑賞したら目が疲れてしまった。。。

DLした意味ない。笑

 

そして寝たり、起きたり、

寝たり、起きたり…

 

途中で炭酸水もらって…

 

また寝て…

 

そうそう!炭酸水って、

フリザンテ」って言うのね、

Freezeしてるから?

フリフリ(シュワシュワ)してるから???

 

なんて一人考え巡らせて、初めてのローカル単語を習得。

 

2回目のスナックを食べ終わり、ちょっと経った頃、

飛行機の窓からようやくヨーロッパ大陸の明かりが見えてきた…。

その時の感動と言ったら!!!

 

アメリカ大陸しか見たことない私が…

今ヨーロッパに着地しようとしている…

うーん。感動!

感極まって泣きそうになった。(大げさ)

 

ミラノのマルペンサ航空に到着。

エアポートの中の空気は、なんというか、ひんやり乾燥してる感じ。

当然ながら、明らかにアメリカとは違う空気。

 

外に出るまでに2回以上フィルタリング掛けられたよ。

すごいね、セキュリティ対策。これもテロ対策の一環なのかな。

 

ようやくBuggage Claimにたどり着き、

そこで無茶苦茶のどが渇いたことに気づく。。。

周りを見渡して、自販機らしきものを探したけど、

コインしか使えない…涙

 

フライトの疲れと、水が買えない不便さに、

そのまま自販機の前で立ち尽くしていると、

「Ciao! ナンタラカンタラ…(なんといっているかヒアリングできず)」

と、背の高い男性が声をかけてきた。

 

"I want to get water, but it seems bills are not accepted, I don't have a coin."

とりあえず英語で状況説明すると、その彼は英語で答えてくれた。

"Oh, I see. Let's see... Here! what do you want???"

ポケットから取り出したコインを自販機に入れ、

何が欲しいのか私に尋ねる。

(うわーやっさしーい。。。笑)

 

しばらくこんな風に扱われたことがないことにふと気づいたりして…

久しぶりに男性から丁重に扱われたような気がして、

そんな感情を思い出し、すごくうれしくなった。

 

あれ?ありがとうって何て言うんだっけ???

”Grazie Mille”

ローマの休日でアン王女が言っていたセリフを思い出し、

すかさずアウトプット。

そして、ずっと昔に覚えたイタリア語をアウトプット。

”Come ti chiami?” (お名前はなんですか?)

"Mi chiamo Vincento, e tu?"(Vincentoです。あなたは?)

 

へー。名前がイタリア人だ!笑

そんなやり取りをしていたら、彼の同僚がやってきた。

同僚はMassimoという男性。(名前がもー…笑)

2人は11日間、東京に仕事で出張だったという。 

 

Malupensa空港からはShuttleを日本から予約していたので、

携帯にスクショしていたVoucherを係員に見せて、乗り込む。

この時、Vincentoは、男友達が車で迎えに来てくれていて、

Massimoと私でMalupensa Shuttleに乗った。

 

道中、高速に乗っている間、真っ暗な景色を見ながら、

右側通行で、アメリカとあんまり変わらないなーと思ったけど、

ミラノ中心部に近づくにつれ、お城みたいな建物がたくさん見えて

うわー!!!って思ったのは今でも覚えている。

 

とにかく、昔の景色!でも時は2018年。

すごいねーこの国。

 

バスの中で、Massimoと話しをして、

彼はアンドレアという彼女がミラノ駅まで迎えに来てくれていると言い、

SMSで頻繁にやり取りをしていた。

(ここで思ったんだけど、イタリアの人って、携帯好き。

やり取りもそうだけど、べらくちゃしゃべりながら歩き回ったり、

電車に乗ってたりする…)

 

ミラノ駅について、アンドレアを紹介され、

(彼女もまたとても綺麗!)

2人に会えたことを感謝し、Hugして別れた。

 

ホテルまでは駅から徒歩5分くらい。

しかーし!石畳の道が容赦なく続き、ボコボコ凹凸があって歩きにくい。

日本製のしっかりしたスーツケースでよかった!

キャスターが4つついているから安定感もある。

 

チェックインして、部屋についた。

意外と広めだったけど、バスタブはなかった…

 

荷物を置いて、近所のバルに行って

パニーニとカフェラテを頼んだんだけどさー。

またこれが大変で、、、、

英語が通じない!(次の章でその真相についてのコラムを書いた)

カフェラテ、ポルファボール!って言ったら、

????って顔をされた。

 

カフェラテって、ラテマキアートって言うらしい。

(知ってる人ごめんね。)

苦労してオーダーした甲斐あったのか、

ラテマキアートはとってもおいしかった。

 

ミラノのメインストリートをちょっと散歩して、

到着の夜は、ちょっと興奮して眠れず…

メラトニンを服用して、眠りについた。